瑞牆山レポート(後編)
- 2014/08/22 17:38
- カテゴリー:山歩き
夏期休暇後半は、父と二人で山梨の瑞牆山へ行ってきました。
瑞牆山は奥秩父山脈の一つで、山頂付近の大岩の奇岩が有名です。
頂上付近はロープや鎖・ハシゴもあり、なかなか変化に富んだコースです。
朝7時前、「みずがき山自然公園」に寄って、瑞牆山を眺めながら、気持ちのよい芝生の広場で朝食タイム。
山頂に若干雲がかかていますが、この時点では山がよく見渡せました。なかなか先行きが良さそう。
瑞牆山荘近くの駐車場から登山スタート。途中の富士見平小屋まで約1時間程、林の中の歩きやすい登山道が続きます。
この雰囲気が良いんですよね〜。
小屋で小休止の後は、天鳥川の沢まで一度下ります。ここはコケが多くて、緑がとてもキレイでした。キノコも沢山!
沢を過ぎて巨大な岩が現れると、ここからが本番です!
途中ロープや鎖が出てきますが、三点支持でゆっくり登れば大丈夫。
樹林帯の中なので高度感があって怖いという場所はなかったのですが、とにかく岩のよじ上りが多い!
木の根や枝、岩を掴んでは「いよっ」とよじ上らないと上がれません。2、3岩を登る毎に呼吸を整える状態。
そしてふと気づくと同行の父はまったく平常。。。
天候不良で赤岳をあきらめましたが、今回は瑞牆山で良かったかも〜とつくづく思ってしまいました。
途中雨がぱらついたり、晴れたりとクルクル天気が変わり、
本当ならここから絶景が見えるはず・・・という場所も霧がかかっており見えずじまい。
景色はあきらめ、ちょっとめげそうになりましたが、気持ちを切り替えて山頂までもうひと踏ん張り!
自分の想定したコースタイムよりもかなり早く山頂に到着!
晴れていますが景色はまたまた・・・orz
昼食をとりながら晴れるのを待ちます。途中少し霧が晴れて来た時に見えた景色がこちら。
これ以上は無理かな〜と景色はあきらめ、来た道を下山となりました。
登山口の瑞牆山荘で美味しいケーキとアイスコーヒーを頂き、登山終了!
瑞牆山はまた登りたいな〜と思う山でした。
休憩を入れれば大凡地図のコースタイム程度で登れたようで、これは嬉しい誤算。
段差が大きいので、両手を使って上半身を支えに下りたり、一旦しゃがんでから下りたりと、自然と足に負担のかかりにくい歩き方になる為、懸案だった足裏の痛みもあまりひどくならずにすみました。歩けない程の筋肉痛にもならず、かなり体力アップが実感できた山歩きになりました。