我が家の猫は、手間がかかる。お姉さんのトフィはペルシャのチンチラ・・・長毛種で“ふぅぁんふぅぁん”な毛のため、すぐに毛玉になる。猫なのに定期的なトリミングが必要で、１回の費用は私の美容院代より嵩む。夜寝る時は、必ず娘のベッドで枕を奪い合いながら寝ている。物静かだが、『お嬢様』なのでドアを開けてほしい時などは、丸く大きな目を瞬きもせず見開いて『ナッ』と訴える。物腰が上品で、寝る姿も隙がない。そろそろ11歳の老猫だが・・・猫にも童顔ってあるのか！？
弟猫のヌガーは、ラグドールのブルーポイント。やはり長毛種だが、毛玉にはならない毛質だ。雄のためか神経質な面があり喘息持ちで（これは飼い主に似た？）定期的に病院へ通って、抗生剤の注射を打っている。これも毎回、私の喘息受診料と３ヵ月分の薬代よりも高額だ。性格は人懐っこく温和、さらに甘えん坊なので必ず人のいるところに来る。賢く知恵もあり（悪知恵？）記憶力も良い。大きな声を出して鳴くことがなく『プシー』と空腹を伝えるくらいだ。毛並みはゴージャスだが、寝姿は・・・態度デカッ！
我が家の弟猫も、今年の６月２８日の誕生日でようやく成猫になった。
少し落ち着き・・・でもないか・・・
相も変わらず甘ったれで、私が帰宅すると後をついて回る。
私のすることは自分も一緒にしたい・・・という感じ。
キッチンにいれば横に座ったり、足元をウロウロしている。
小さな椅子に乗って高い所の物を取ろうとすると、その小さないすの隙間によじ上って来る。
朝は私が起きだす頃になるとどこからともなく、ベッドの横に来て待っている。
トイレにもついて来る。
外から帰宅すると足音でわかるのか、ドアを開けるとそこにいる。
朝も私が鞄を持つと、玄関へ先回りしてマットの上で待っている。
『行って来るね』とヌガーの頭を一撫でして家を出るのだが、ブルーの瞳で見つめられると少々後ろ髪を引かれる。
たまに悪戯もするけれど、何とも憎めないかわいい奴。
知人宅へ訪問した時のこと。何かが車の上で動いたと思ったら、猫。 私が近づいても全然動じない。
そういえば昔、購入したばかりの新車の上に猫の足跡が点々と付いていた。最後に車から滑ったらしくボンネットに見事な爪痕が数本……狼狽したのを覚えている。
猫は温度にとても敏感で、家では猫の居場所でおよその室温がわかる。野生猫の場合も冬場はエンジンが停止したばかりの車のボンネット上や、その下に潜り込んで『暖』をとる。逆に夏場は日陰にずっと停まりっぱなしの車を選んで、ボディのひんやり感で『涼』をとる。
野生猫は今日もどこかで、自分好みの高級車を物色しているかも（＾＾；）
GWは、あっという間に終わった。
カレンダー通りの４連休。前半実家へ…後半はパールロードを紹介してくれた友人とクライアントに会って打ち合わせ。その間に２匹のトイプードルくん達とも友達になる。
左画像の白黒のトイプードルは、同じく実家へ帰省してきた兄ファミリーの『獅子丸』。カラーが珍しく猫の様な模様で、まだまだ赤ちゃん。今のところ出来る芸当は“お座り”と“待て”。小さいながらも健気に待つ姿が愛らしい。
右画像はパールロードを紹介してくれた友人宅の『チョコ』。カラーはレッドで、通常の同月齢の子より大きめらしい。こちらも成犬ではなく、ヤンチャ盛り！ どちらかというと犬が苦手の私は、犬側もそれに気付いてか嫌われてしまうことが多いのだが、このチョコは人懐っこく私を歓迎してくれた。ぬいぐるみの様にかわいい！
仕事にもこの位懐かれたいものだ（＾＾；）
