横須賀美術館
横須賀商工会議所女性会の関東大会・横須賀大会エキスカーションの視察で『横須賀美術館』へ行った。日々の行動範囲はこの横須賀の地にありながら、今回初めて『横須賀美術館』を訪ねる。
馬堀を越えて左手に海が見え始めると、突如右手に美術館がある。芝の広がるナチュラルな空間は一瞬通り過ぎてしまいそうになるが、整備された駐車場がしっかりと主張する。
私たちが視察に行った日は晴天で、10月にしては気温が高く暑いくらいだった。景観も含めて楽しめる美術館では、それも見事な世界にひとつの作品となる。
企画展に『及川正通 イラストレーションの世界』が開催されており、青春時代の映画鑑賞時に欠かせない“ぴあ”の表紙が年代ごとに展示されていた。懐かしさもあり、つい視察ということを忘れて見入ってしまった。
『横須賀美術館』は自然との調和や空間を、とても大切にしているので開放感がって落ち着いている。清潔感のある展望スペースは『恋人の聖地』としても認定されているらしい。レストランもお洒落なカフェ風で、海を見ながらのんびりと食事が出来る。一人で訪れても充分に贅沢な時間を過ごせそうだ。
企画展ごとに通いたいリピーターには、入館料がリーズナブルなのはありがたい。常設展も含めると、順路も距離感があり見応えがある。他県からの来訪者にも、気に入っていただけそうだ。
佐島方面からの帰路、張詰めた雲の隙間に太陽が沈んだ。
一日お疲れさま!