全国商工会議所女性会連合会 宮城全国大会
横須賀商工会議所女性会では9月5日~7日にかけて、全国大会および親睦会を兼ねて宮城まで行った。
5日夜はホテルメトロポリタン仙台で懇親会、翌6日は仙台市体育館で全国大会・記念講演の日程で開催され、復興支援ということで全国から集まった会員数はおよそ3500名。一堂に会すると、ところ狭しと会場は大変賑わっていた。
記念講演会は、脳を鍛えるゲームソフトの監修でも有名な東北大学加齢医学研究所 教授 川島隆太氏を迎えて「脳を知り、脳を育み、脳を鍛える」とういう演題。ボケ防止に良いのは音読・手紙・料理で、記憶力を良くするのは計算。それもただ計算をするのではなく2つ前の解答を言う。訓練されて脳が成長した川島氏は、調子の良い時は18前の解答を言えるそうだ。
最終日は被災地の視察と復興支援で、南三陸志津川地区の『防災対策庁舎』と『さんさん商店街』へ行った。実際に被災された現地の方が案内をしてくださり、震災体験の話しを聞いた。
かつてあった海と共に生きたまちは既になく、残念ながら元気に生き生きと輝いていたまちの姿も 私は知らない。そこで暮らしてきた人達の深く、辛く、悲しい体験の全てを 知ることはできない。今でも残る津波の爪痕は痛々しく 心を重くしたが、その日私が流した涙の1000日分の重さに耐え、さらに積み重ねている人達の涙には遠く及ばない。自分の無力さが情けない。せめて自分が受止めた想いを、どんなに小さくても・・・自分で考えて何かの形にすることが「今できる」唯一のことかもしれない。 『感謝』
3.11...その瞬間、時を止めたままの時計