60周年記念式典
先日、東京商工会議所女性会の創立60周年記念式典及び懇親会に出席した。グランドプリンスホテル新高輪・飛天での開催だったが、ホテルそのものがいくつかの建物に分かれていて、会場への道程が分からない。あちらこちらに、同様の目的地へ行きたい方々が迷子になっている。われわれ横須賀一行は、ホテルに着いたと認識してから更に15分の時間を費やし、途中ホテル従業員に道を聞くこと6回。ようやく会場へと辿り着いた。
入り口から緩やかな円を描いたスロープを降りていくと、エントランスホールがあり、ロビーを隔てた奥に立派な会場がある。横須賀にもこんな会場が欲しいと思った。
式典は錚々たるメンバーにより滞りなく終了。懇親会との合間に1時間ほどの準備時間があり、ロビー側にちょっとしたエリアごとのアトラクションが用意されていた。東京らしく、江戸に因んだ江戸飴細工や切絵、浮世絵風似顔絵描きなど待ち時間を楽しく過ごせる工夫がしてある。落語家が話をしながら鋏を器用に動かし、商業主の集まりに相応しい七福神や招き猫・大入達磨を作り会場を沸かせる。とりわけ素晴らしかったのは、エントランスホールで『白井崇陽』さんが演奏していた上品で繊細な音色のバイオリンミニコンサート。バイオリンに対する私の概念を、根本的に覆されるほど感動!思わずCDまで購入。
興奮冷めやらぬまま、懇親会は始まり、公務により遅れて来られた石原都知事・文部科学省大臣/川端達夫氏の祝辞のほか、アトラクションのアルゼンチンタンゴで華やかに締めくくられた。
祝・60周年!