Caramel's BLOG

11月25日に神奈川県商工会議所女性会連合会の講演会が、ロイヤルホール横浜に於いて開催された。
今回の講師はエグゼクティブ・コンサルタントとして活動しているケイ・グローバルコンサルタント株式会社の代表取締役／藤田薫氏。組織開発からメンタリング面まで幅広く活躍されている。
テーマは『～幸せな働き方を考える～変化の時代のキャリアマネジメント』。キャリアとは何であるか・・・人間の能力開発の７つの原則、マネジメントのセオリーなどを、ユーモアを交えながら生き生きと語られた。配布された資料は箇条書き程度のシンプルにまとめられたものだが、体験の中から話された内容はとても貴重だった。

「日本航空客室乗務員として乗務していた時、生き生きと働いている先輩はお客様をしっかり洞察し、どんな状況で飛行機に乗られているかを理解し、適切な対応を他の乗務員に指示していた。ただ乗務して与えられた仕事やマニュアル通りの仕事だけをしているのではなく、自らプロとして価値ある仕事を生み出している事に気付かされた」

そう・・・自覚と意識をもって働くということは、とても重要だ。
同じ時間・同じ仕事が、何倍にも有益なものになる。
大切に生きよう（−.−）/

環境色彩デザイナー＆アメニティプランナーである葛西紀巳子氏を講師にお招きして、勉強兼交流会が行われた。
環境色彩設計と快適な住空間のデザインというテーマでのお話しだったが、どのような職業の方にも何か得るものを・・・ということで、画像を見ながら分かり易い解説をしてくださった。

日本で景観法が施行されたのは遅かったが、海外では以前から制定されていたので、美しい景観の街並がたくさんある。それは結果的に自分のところだけを目立たせることよりも多く人を集めることに繋がる・・・あーっっぁ！なるほど！確かにそうかもしれない。

とても参考になったのは、高齢の方も利用するものに使用する色はなるべく彩度の差を明確にするということ。
私達の仕事でも、高齢の方向けの冊子等は出来る限り文字のサイズを大きくする・・・とか表現を分かり易くする等の工夫をしたりするが、色は単純に目立たせることや統一感、デザイン性を重視していた。見る側にとって『どのように見えているか？』ということは、恥ずかしながら意識したことがなかった。
ユニバーサルデザインの根幹を改めて教えて頂いた気がする。

ありがとうございました。

全国商工会議所女性会連合会大会が10月６日・７日に浜松で開催された。今回の出席者は総勢2760人。当然全て女性なので、会場は色鮮やかだ。

全国大会の場合は、遠方から来る人のことが考慮されて初日の夕刻に懇親会、翌午前中に大会及び記念講演会が行われる。懇親会ではアトラクションや料理など、もてなす側の配慮や心遣いが滲み出ている。大会は、硬くなりがちな挨拶を絶妙な表現で会場を沸かせながらスムーズに進行された。講演者のスズキ株式会社の鈴木会長のお話は、女性経営者の新しい視点を広げてくださるような深みのあるお話だった。

一通りの式次第に従って滞りなく終了するという事は、目の前に見えていることから見えていないもの迄を含め、開催地の方々のご苦労が並々ならないことを改めて痛感する。我々横須賀女性会は平成２５年に関東大会を誘致している。そろそろ準備をスタートさせる時期に来ている。横須賀の特徴を表現するおもてなしが出来たら、最高なんだけどなぁ・・・。

去る９月16日に横須賀商工会議所女性会主催の異業種交流会が開催された。

一人ひとりが『環境』という視点から、企業や自身を見つめ直していく時期であると考え、今回はエコエネルギーという事を念頭に、第1部に株式会社KAZコンサルティングの鈴木和男氏にお越しいただき1時間程の講演をお願いした。

今まさに、地球が抱えている問題点などをさまざまなデータに基づき、プロジェクターで分かり易く解説頂いた。印象に残ったのは、『一人ひとりが考え、行動を起こすことが必須ですが、一番のエコはミスをなくすという事。ミスすることでやり直しの作業・物資・時間等多くの無駄をつくる事になる』という実に当たり前なご指摘だ。
理解はしているが、行動が伴わない…
改めて意識を改善することで、『エコ』を生み出せるということを気付かせて頂いた。

第２部は㈱リクシルに、耐震を含む太陽光発電などのご説明を、ご本人の経験を含めてお話し頂いた。今迄節電に無関心だったご家族が太陽光発電を設置したことで、昼間発電した電力のうち使用しなかった電力は自動的に売却されるとなったら『節電魔』に変貌した話はユニークだった。

その後は軽食をいただきながら、いつになく積極的で活発な交流会へ……。

平成23年8月29日恵まれた天候の中、横須賀商工会議所女性会主催の親睦旅行に行ってきた。

仙石原にある箱根ガラスの森美術館は、きっと誰もが一度は足を運んだことがあると思うが、季節ごとに添えられる企画やディスプレイが何度行っても飽きさせず楽しめる。
この日はクリスタルガラスのススキやガラス楽器のコンサートを堪能して、そこから５分程行ったところにあるイタリアンレストラン『アルベルゴ バンブー』でコース料理。
白亜の洋館は、感じの良いポーターと優しい光源が、日頃の疲れを癒してくれる贅沢な空間だ。

ゆったりと戴いた食事の後は、桃源台から海賊船で芦ノ湖を遊覧して元箱根の成川美術館へ。
日本画を中心としたコレクションに加えて、季節ごとに替わる展示は小さな作品から大きな作品迄見応えがある。陽射しの降り注ぐ開口部に並べられた万華鏡と、作品を一望出来る贅沢な展示空間は時が経つのを忘れてしまう。

樹齢3000年の大王杉に、パワーをもらい帰途についた・・・。