会社訪問
先日、パールロードで新規にパッケージ部門の取引を開始した会社に訪問させていただいた。
本社工場は厚木市の温水にある。元々は、段ボールの加工が主な仕事だったらしい。近年設備の増設により、多岐にわたるデザインに対応したパッケージの制作が可能になった。
通常のパッケージを取り扱う会社の場合は、印刷の版を起こして更に抜きの版まで作らないと3Dにならないのだが、こちらの会社では最新の機械ということで、デジタル処理されたデザインをダイレクトプリントし、抜きも版なしで出来る。パールロードにとっては、小ロット対応のありがたい機械だ。横須賀の個人店舗などでは、パッケージに掛けられる単価コストは限られているが、単価を下げるための大量発注はストックする場所がない。そんなハードルを上手くリカバリーできるようになる。季節ごとの提案や、目的別の提案など幅を広げることができるのだ。また、イベント等にも活用できる段ボール製のラックなどもアイデア次第で面白い。プリント・サイズモジュールなど自由自在だ。
今回の訪問時に、既に納品していただいたパッケージの制作行程を実演してくれた。今迄印刷所には何度か行ったことがあるが、パッケージ関係は初めてだ。
直接見させていただいたことで、デザインに対してもあらゆるイメージが膨らみ、あんなこと・こんなことを試したくなる。制作行程を理解すると、自分たちのデザインした物に更なる愛着が沸く。感謝の気持ちも出てくる。
スタッフ一人ひとり、とても親切に対応してくださり本当にありがたかった。直接人柄に触れると少し無理難題があっても、お互い限りを尽くしながら譲歩できたりもする。
少し遠距離だったが訪問させていただき、とても有意義な時間となった。
ありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。