泉岳寺
京浜急行に乗るとよく耳にする『泉岳寺』。
名前は知っているが一度も降り立ったことがない駅。
先日の日曜日に親戚の法事があり、初めて『泉岳寺』へ行った。
泉岳寺には先ず中門があり、その奥に山門、そして本堂がある(写真)。
境内左手には四十七士を弔う墓所があり、それぞれに線香が上げられ
立ち籠める煙にほのかな香が漂って、とても厳かな雰囲気だ。
途中『首洗い井戸』があり、吉良上野介の首級をこの井戸水で洗い、主君の墓前に供え報告した旨の札が立つ。ネットが張られている井戸を覗き込むと、もしかしたら赤く染まっているのではないかと、実際にあった300年前の歴史を創造せずにはいられない。
たった15分の寄り道は、気忙しい都会から300年の時を越えた。