エントリー

日本伝統衣装 きもの

ファイル 105-1.jpgファイル 105-2.jpgファイル 105-3.jpg

『着物』好きだった母は、『着物を買わなかったら家がもう一つ買えた』と 言っていた。
遺された着物を整理するとき、それが嘘ではなかったことが証明された。

私は和装に全く興味がなかった。知識もないし着る機会もない。
ところが、子供の七五三や成人式など無縁でいられなくなると、目にしたり手にする機会が増える。改めて、着物の奥深さを知る。

柄の一つ一つに意味があり、想いが込められている。
着てしまえば同じに見える着物も、時や場所を選び、その礼節などが頑なまでに守られている。
着物を着ようと思うと、不慣れな私は先ず何をそろえれば着られるのか・・・というところから始まる。和ダンスの中からそれらを引っ張り出すこと自体、かなり高いハードルになっている。組み合わせ、色・柄・種類・季節など様々な用途に合わせた着物を選び、帯を選び、小物をしつらえる。
それでも着物を購入しようと思うとかなりな高額で、着物の反物だけあっても着られない。着物を仕立てて、襦袢を仕立てて、帯・草履・帯揚・帯締・バック・・・etc・・・
挙句 自分で着られないとなると、着付け、髪結いまで費用が嵩むだけではなく、時間と労力まで洋服の何倍も掛かってしまう。

せめて、母が遺してくれた着物に感謝しよう。
そしてタンスの肥やしになっている着物たちに、一度は袖を通してやりたい・・・と思うようになった。

ページ移動

ユーティリティ

2024年11月

- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Category Archives

Page

  • ページが登録されていません。

Recent Entries

粋なコースター
2016/11/08 11:13
長崎
2016/11/05 10:55
久保田一竹美術館
2016/09/20 09:54
キンギョ イン ザ スカイ
2016/08/20 09:45
細川佳代子氏 講演会
2016/06/07 16:46
BlogGAME