慰安旅行2
翌朝も鮮度の良い玉子や食材の、日本人好みの朝食をお腹いっぱいにいただいた。人の好い野田荘のオーナーと別れを惜しみつつ、次なる目的地の『浄蓮の滝』へと向かう。
駐車場から脚力と心臓を試されるような階段を下って、マイナスイオンが大量発生しているであろう滝に辿り着く。深呼吸して澄んだ空気を満喫する。
そこから河津を抜けて稲取の『雛のつるし飾り』を見に行く。例年ならちょうど見頃の河津桜は、残念ながらまだ蕾を堅く結んでいた。
私は『雛のつるし飾り』が群衆で飾ってあるのを見るのは初めてで、江戸時代後期より伝わる日本古来の伝統工芸は圧倒されるものがある。一つひとつの作り物に意味が込められ、女の子の成長を願ったという。
山を越える途中、絶景富士山にも恵まれて「あぁ!日本ってやっぱり美しい!」と痛感。
渋滞が予想される帰路、とろろめし・とろろそばで有名な『峠の茶屋』で、の〜んびりした時間の流れで心とお腹を癒しながら・・・
往復運転をしてくださった方々に、改めて御礼申し上げます。大変充実した二日間に感謝。