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感動一冊

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この本は、母の墓がある満願寺の住職お薦めの本だ。以前より“書”に対して大変興味があったので即座に購入。
この本のタイトルは『天使の正体』だが、副題に…ダウン症の書家・金澤翔子の物語…とある。
中にはこの金澤翔子の書が写真で掲載されているのだが、その解説や金澤翔子の人生を文にしているのは、その母 金澤泰子。
文にも心を打たれる。勿論、解説付きの書自体も素晴らしいのだが、何故にその書が素晴らしいのかを母は文中で述べている。“魂の在り棲が違う翔子の書に、私の書はかなわない。(本文「久遠」より抜粋)”とあり理由が続く。
母の娘に対する想いがオムニバス調に一つひとつ丁寧に綴られていて、美しく輝く宝物が羨ましくなるほどだ。娘の浮世離れした不思議な魅力を、一言一句無駄のない表現で語られていて とても読み易い。
私の一番のお気に入りは「心に刻まれた言葉」の文後半に出てくる、電車の中での出来事部分だ。思わず涙が出る…

え!?…何が書いてあったかって?
それは、ダウン症の書家・金澤翔子の物語『天使の正体』 文:金澤泰子 かまくら春秋社 
にてどうぞ!

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日本の『桜前線ニュース』と『花見』は不思議な風習だ。 私の会社がある湘南鷹取は、踏切側から坂を上がると実に見事な桜並木がある。
桜は満開に咲いているときより、あの潔い散り際が私は好きだ。
醍醐味は、桜の花びらで出来た絨毯の上を車が通り過ぎると、轍の代わりに桜吹雪が舞う。
美しい!!
湘南鷹取の桜をたった2週間だけでもライトアップしたら、この儚くも短い桜の生涯をもっと沢山愛でることが出来るのに…

有り難き幸せ2

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仕事の打ち合わせで、クライアントの所へ行く機会が多い。
内容は様々だか、仕事を戴いているということは共通している。 有り難いことに、帰り際お土産まで戴くことがある。
『一緒に食べようと思っていたけど…時間がないんだったら、持って帰って娘さんと召し上がって』とか『朝取り玉子が手に入ったから半分どうぞ』など…♪
                                

もちろん美味しいものは大歓迎! これだから痩せられない…f(^^;
人の心遣いには学ばせていただくことが沢山ある。負担にならない言葉や気配り…
私も誰かに有り難いと思っていただけるように、日々の行動を心掛けたい )^o^(

有り難き幸せ

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『家からほんの少しでも富士山が見えると、落ち着くのよね』
…昔母がよく口にしていた。子供だった私は近くに本屋があるかとか…近所に友達がいるかとか…そんなことの方が大事だった。
ところが今では、その富士山を見るために出掛けたりする。
確かに富士山が見えると安堵感があり、有り難いとさえ感じる。
歳を…重ねたせいか…!
そう、以前は新聞屋さんが持ってくるラップやゴミ袋をツマラナイモノと思っていたのに、いつの間にか心待ちにしている…
多分それと同じ(*^o^)/\(^-^*)

木蓮

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今年もまた、木蓮の季節になった。
私の好きな花の一つで、辛夷と共に大好きだ。
紫のものもあるが、とくにこの白い方が好みだ。
白が白のままで咲く時はとても短く、すぐに茶色く枯れ始める。
いつもバタバタ忙しくしていて、自然の中にある季節を感じることは殆どないのだが、なぜかこの木蓮だけは『また一年過ぎたのだな』と、束の間自分を振り返るひとときだ。

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