夏の風物詩
- 2010/08/02 09:22
- カテゴリー:日々つれづれ
7月の31日に、私の住んでいる並木シーサイドタウン連合会で毎年開催されている夏祭りだった。この祭りの目玉になっているのが花火だ。
当たり前・・・になっているこの花火も、実は町内の連合会の費用で開催するには資金の苦労が絶えず、毎年中止が検討されている。それでもこの並木を出て行った若者達が、この花火の時だけは里帰りしてくれるから何とか残したい、そんな思いで続けられている。
この花火は、実家のマンションベランダからは最高のロケーションで観ることが出来る。12階ということもあって、それこそ火の粉が飛んできそうな距離感だ。
時間にすればわずかに10分程度の打ち上げ花火だが、足元の仕掛け花火も交えながらハートやスマイルの個性豊かなアレンジで、一本ずつ大切に打ち上げるこの花火がとても気に入っている。
以前事務所のスタッフが言っていた言葉を思い出す。
日本に火薬が伝来した時、他国では戦争用の武器に使われたが、日本人は皆で楽しめる花火もつくり、さらにそれを鑑賞する習慣もつくった素敵な国民だ。と・・・。
この花火を観ると『夏だ!』と実感。浴衣を着て花火を楽しむ、そんな日本の情緒がいつまでも残っていくといいな。