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墓参り

久々に母の墓参りへ行く。
墓は横須賀の佐原にある『満願寺』にある。休日ながら私にしては、少々早起きをして花と線香を持って高速道路を走った。

広い通りから一本入ると、すれ違うのも困難な細い道の奥に『満願寺』はある。
花の好きな住職が、いろいろな木を植えている。寒の残る中、暖かな陽射しに透ける柔らかな花が蕾をほころばせていた。

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墓回りを掃除して、新たに花を飾る。出たゴミは分別して捨てるが、無分別に捨ててあるゴミもある。普段なら見て見ぬ振りをするところだが、不思議と住職のいる寺というだけで、何となく厳かな気分になり余計なお世話ながら善行をしてみる。

しばらくして檀家の方々も集り住職の話と、歳のせいか最近ではすっかり心地よくなってきた経を聴く。
線香を上げて日々の報告を母にして帰宅した。いつも帰りがけに思うのだが、墓参りというは自分の心を少しだけ清められた気がする。

早いもので・・・今年は母の7回忌となる。

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慰安旅行2

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翌朝も鮮度の良い玉子や食材の、日本人好みの朝食をお腹いっぱいにいただいた。人の好い野田荘のオーナーと別れを惜しみつつ、次なる目的地の『浄蓮の滝』へと向かう。
駐車場から脚力と心臓を試されるような階段を下って、マイナスイオンが大量発生しているであろう滝に辿り着く。深呼吸して澄んだ空気を満喫する。

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そこから河津を抜けて稲取の『雛のつるし飾り』を見に行く。例年ならちょうど見頃の河津桜は、残念ながらまだ蕾を堅く結んでいた。
私は『雛のつるし飾り』が群衆で飾ってあるのを見るのは初めてで、江戸時代後期より伝わる日本古来の伝統工芸は圧倒されるものがある。一つひとつの作り物に意味が込められ、女の子の成長を願ったという。

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山を越える途中、絶景富士山にも恵まれて「あぁ!日本ってやっぱり美しい!」と痛感。
渋滞が予想される帰路、とろろめし・とろろそばで有名な『峠の茶屋』で、の〜んびりした時間の流れで心とお腹を癒しながら・・・

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往復運転をしてくださった方々に、改めて御礼申し上げます。大変充実した二日間に感謝。

慰安旅行1

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事業部ごとに開催するようになった会社の慰安行事、本社の他事業部と共催で西伊豆(戸田)に行ってきた。
天候にも恵まれ(途中晴天であったにもかかわらず、予報に相反して若干の雨。日頃よりその威力が言い伝えられている私の“雨女”伝説を証明してみせた・・・これ以上降らせたら車を降ろす!と言われ息を潜める)一泊二日の珍道中は、詳細な予定表を持たず出発した。

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先ず最初に行ったのが、『柿田川湧水群』。透明度の高い湧き水は長い年月を経て、ここまで綺麗になったと説明されていた。公園内を散策してリフレッシュ。
程よくお腹が空く時間、『村の駅』に寄って旬の食を堪能。土曜日ということもあってかなり混雑していて、予定以上の時間を費やした。
他ならぬ温泉地、民宿に着く前に『弘法の湯』で日頃の疲れを癒し、最高の夕日を背負って民宿『野田荘』へ。
誰かの家へ遊びに来たようなアットホーム感があり、最近ではめっきり減ってしまったコタツが2台並べてあった。
夕食は当初からの目的でもあった“金目鯛の塩釜焼き”に始まり、期待を裏切らない民宿の料理は、アルコールとも最高の相性だった。

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おいしい店 YATSU the CA ~ヤツザカ

極々、地元近所においしい店を見つけた。
タクシーに乗っても¥1000の距離で、ちょっとアルコールを入れたい時には程よい距離。

このおいしい店、何がおいしいか・・・って♥ 見ておいしい、食べておいしい・・・見ておいしいは、当然料理の盛りつけや装飾もあるが、何より3人いる店のお兄さんが全員イケメンだ。このイケメン・・・は女婆会には欠かせない。(最近よく聞く女子会・・・さすがにこの歳で女子でもなかろうと、個人的に女婆会と言っている)

“おもてなし”と“食材”にこだわっているこの店は、千代紙の手作り製折り鶴箸置や、何種もある店主の格言が懐紙代わりに添えてある。こだわったサラダは名も知らない、初めて口にするような鎌倉野菜。この鎌倉野菜を使用したピザは、ヘルシーで食感も楽しめる。

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市場で直接買い付けた活きの良い食材。入口脇に置いてあるコンテナでは、ところ狭しと水しぶきを上げている。活き造りされた鮮魚の粗は、天ぷらにしてくれる。その日の仕入れ変わるおすすめメニュー。寒い日には鮮度の良さを物語る金目のしゃぶしゃぶ。

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ふふふ・・・相手変わって主変わらず。当分通ってしまいそう!

湘南信和会

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湘南信和会の横須賀地区交流会では、2月14日に神奈川大学経営学部教授の海老澤栄一氏に『経営と資源の関係 〜地域を越える視点〜』というテーマでお話しいただいた。
久し振りに大学の講義を受講しているような感じで、“勉強をしている感”があって新鮮だった。
講演は言葉の語源を含めた切り口で、テーマに従って話される内容は、言葉の持つ意味から丁寧に説明してくださった。
日常気にせず使用している言葉の中には、想像以上の意味が込められているものがあり、安易に使い過ぎているという。【言葉】自体から見直すきっかけとなった気がする。
また、経営に関しても自分のスタンスを一定の場所に限ると視野が狭くなり、正常値の中の異常値を見出すことができなくなるので、バルコニーから自分の姿を見てみることが大切だと話されていた。 そういえば パールロードのコンセプトの中にも、“視点を変えて、大きな視野で物事を見つめる”という一節を引用している。
時には5%の意外性の中に必然があることもある……だから、これからは[中庸]の思想が経営を支える支柱になるのだそう。
一例を挙げて、その場だけを捉えるのではなく動向を含む連動した行動を見落とさないようにすることが大切である、と説明してくださった。今回の海老澤教授の講演内容は、今後私が仕事を続ける上で大変参考になった。

温厚な人柄の中に、ユーモアを交えての講演はとても有意義だった。
ありがとうございました。

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